こんにちは。リゾートアイランド、運営者のKimyanです。
広大なハワイ島に旅行へ行く際、どのようなスケジュールを組めば良いか悩んでいませんか。せっかくなら、ハワイ島観光名所や必須スポットは絶対に外したくないですよね。ハワイ島コナ観光を中心に西側を満喫するか、それともハワイ島ヒロ観光で手つかずの大自然に触れるか、考えれば考えるほど迷ってしまうかもしれません。
旅行の期間に合わせて、ハワイ島観光のモデルコース3泊4日や4泊5日など、少し長めの滞在で島を一周する計画を立てるのも素晴らしいですし、日程が限られているならハワイ島観光のモデルコース2泊3日でハイライトだけを効率よく回るのも一つの手です。
また、運転に自信がない方はハワイ島観光のモデルコース車なし、あるいはレンタカーなしでも十分に楽しめるのかという点が特に気になるポイントかと思います。この記事では、そんなあなたの疑問に寄り添いながら、滞在日数や目的に合わせた最高のプランをご提案します。ハワイ島の雄大な自然と魅力を存分に味わえるスケジュールを一緒に見つけていきましょう。
- 広大なハワイ島を効率よく回るための定番スポットの優先順位
- 滞在日数に応じた無理のないスケジュールの立て方
- 運転が不安な方でも楽しめる車なしプランの具体的なアイデア
- 島内移動をスムーズにする交通手段と注意すべきポイント
ハワイ島観光のモデルコース決定版
ハワイ島は四国島の約半分という非常に広大な面積を持つため、事前のスケジュール作りが旅の成功を左右します。エリアごとの特徴をしっかり掴んでおくことが、移動の疲れを減らし、大自然を満喫するための秘訣ですね。ここでは、初めて訪れる方でも絶対に失敗しない、日数やエリアごとの王道スケジュールを詳しくご紹介します。
絶対に外せない観光名所と必須スポット
ハワイ島に来たら、「ここは絶対に行っておきたい!」という地球のエネルギーを感じられる場所がいくつかあります。広すぎる島内だからこそ、まずは絶対に外せない必須スポットを把握して、それらを軸に予定を組み立てていくのがおすすめですね。
ハワイ火山国立公園(キラウエア火山)
ハワイ島観光の最大の目玉と言っても過言ではないのが、ハワイ火山国立公園です。ここは世界遺産にも登録されており、現在も活動を続けるキラウエア火山の息吹を間近に感じることができます。火口から立ち上る噴煙を眺めたり、かつて溶岩が流れた跡である「サーストン・ラバ・チューブ(溶岩トンネル)」の中を歩いたりと、まるで別の惑星に来たかのような体験ができます。
公園内は非常に広大で、車で移動しながら各展望ポイントを巡るスタイルが一般的です(出典:アメリカ国立公園局『Hawaii Volcanoes National Park』)。
マウナケア山頂からの星空とサンセット
次に見逃せないのが、標高約4,205mを誇るマウナケア山です。富士山よりも高いこの山は、空気が澄み切っており、世界各国の天文台が集まる世界最高峰の天体観測スポットとして知られています。雲海に沈む幻想的なサンセットを見届けた後、空いっぱいに広がる満天の星空を観察するツアーは、ハワイ島を訪れるならマストで体験したいところ。
ただし、山頂は空気が薄く気温も氷点下になることがあるため、しっかりとした防寒対策と体調管理が必須です。
プナルウ黒砂海岸のウミガメ
さらに、南部に位置する「プナルウ黒砂海岸(Punaluʻu Black Sand Beach)」も必見です。砕けた溶岩からできた真っ黒な砂浜はそれだけでも珍しいですが、ここ一番の魅力は野生のアオウミガメ(ホヌ)が高確率でお昼寝をしている姿を見られること。ハワイではウミガメは幸運を運ぶ海の守り神とされています。ただし、保護動物であるため、最低でも3メートル(10フィート)以上の距離を保つことが法律で義務付けられていますので、ルールを守って静かに見守りましょう
(出典:アメリカ海洋大気庁『Viewing Marine Wildlife in Hawaii』)。
観光スポット選びのポイント
これらのスポットは島のあちこちに点在しているため、1日で全てを回るのは物理的に不可能です。ご自身の体力や滞在先の拠点に合わせて、無理のない範囲で1日1〜2つのメインスポットを予定に組み込んでみてください。
晴天が多い西側のコナ周辺を巡る
ハワイ島の西側に位置するカイルア・コナ周辺は、1年を通して晴天率がとても高く、大型のリゾートホテルやコンドミニアム、ショッピングスポットが集まる賑やかなエリアです。初めてのハワイ島滞在なら、利便性の高いこのコナ周辺を拠点にするのが一番安心かなと思います。ここでは、コナ周辺でぜひ体験してほしい魅力的なスポットを深掘りしてみましょう。
世界三大コーヒー「コナコーヒー」の農園巡り
コナ周辺の見どころといえば、なんといってもコナコーヒーの農園巡りですね。フアラライ山の斜面に広がる「コーヒーベルト」と呼ばれる地域には、大小さまざまなコーヒー農園が点在しています。日本でもお馴染みの「UCCハワイ・コナコーヒー・エステート」や、歴史ある「グリーンウェル・ファームズ」などでは、農園見学ツアーが毎日開催されています。コーヒーの実がどのように栽培され、焙煎されるのかを学んだ後に飲む、淹れたての100%コナコーヒーの味わいは格別です。農園によっては、自分好みに焙煎を体験できるプログラムもありますよ。
歴史を感じるカイルア・コナの街歩き
カイルア・コナの中心地である「アリイ・ドライブ」沿いは、徒歩で散策するのにぴったりです。かつてのハワイ王族の離宮であった「フリヘエ宮殿」や、ハワイ最古のキリスト教会「モクアイカウア教会」など、歴史的な建造物が海沿いに建ち並んでいます。お土産探しやカフェ巡りにも最適で、海風を感じながらのんびりとしたハワイ時間を満喫できます。夕暮れ時には、海沿いのレストランのテラス席で、沈みゆく美しいサンセットを眺めながらディナーを楽しむのが定番の過ごし方ですね。
透明度抜群の海でマリンアクティビティ
美しい海でのアクティビティもコナの大きな魅力です。コナの南にある「ケアラケクア湾」は、キャプテン・クックの記念碑があることでも知られる海洋保護区で、ハワイ島随一のシュノーケリングスポットです。色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁はもちろん、運が良ければ野生のハワイアンスピナードルフィン(イルカ)の群れと一緒に泳げるチャンスもあります。クルーズ船に乗ってアクセスするツアーが人気で、家族連れからカップルまで幅広く楽しめます。
コナの気候と服装のアドバイス
コナは基本的に年中暖かく乾燥しているため、日中はTシャツと短パンなどの夏の服装で快適に過ごせます。ただし、朝晩や冷房の効いたレストラン内は肌寒く感じることもあるので、薄手のカーディガンやパーカーなど、さっと羽織れるものを常に持っておくと便利ですよ。
大自然を感じる東側のヒロ周辺を散策
西側のリゾート感あふれるコナとは打って変わって、東側に位置するヒロは、降水量が多く緑豊かな大自然と、ノスタルジックな雰囲気が漂うレトロな街並みが魅力です。ハワイ火山国立公園へのアクセスが非常に良いため、火山観光をメインに据えるならヒロを拠点にするのがおすすめです。雨が育んだ美しい風景をじっくりと散策してみましょう。
落差135m!大迫力のアカカ・フォールズ

ヒロ周辺の自然観光で絶対に外せないのが、「アカカ・フォールズ州立公園」です。熱帯雨林の中に整備された遊歩道を歩いていくと、突如として現れるのが落差約135m(442フィート)の巨大な滝、アカカ・フォールズ。水しぶきを上げて滝壺に落ちる様子はまさに大迫力です。遊歩道沿いには野生の蘭やシダ、竹林などが生い茂り、マイナスイオンを全身に浴びながらの森林浴は心身ともにリフレッシュできます。1周約30分程度で歩ける舗装されたトレイルなので、お子様連れでも安心して楽しめます(出典:ハワイ州国土天然資源局『Akaka Falls State Park』)。
レトロなダウンタウンとファーマーズマーケット
ヒロのダウンタウンには、1900年代初頭に建てられた木造建築が今も大切に使われており、古き良き時代のハワイの面影を色濃く残しています。「カメハメハ大通り」沿いには、ローカルなブティックやギャラリー、昔ながらの食堂などが軒を連ねていて、街歩きがとても楽しいエリアです。特に水曜日と土曜日に開催される「ヒロ・ファーマーズ・マーケット」は活気があり、新鮮なトロピカルフルーツや地元で採れた野菜、手作りのジャムや工芸品などがずらりと並びます。ロコ(地元の人)に混ざって、ハワイ島ならではのグルメやお土産を探すのはワクワクしますね。
ヒロ名物のお土産「ビッグアイランド・キャンディーズ」
ヒロを訪れたら多くの方が立ち寄るのが、ハワイ土産の定番として絶大な人気を誇る「ビッグアイランド・キャンディーズ」の工場兼本店です。バターの風味豊かなショートブレッドクッキーに、斜めにチョコレートがディップされたお菓子は、一度食べたらやみつきになる美味しさ。店内では、ガラス越しにクッキーが作られる工程を無料で見学することができ、出来立てのクッキーやコナコーヒーの試食・試飲も楽しめます。パッケージも高級感があるので、大切な人へのギフト選びに最適ですよ。
ヒロ観光での雨対策
ヒロはアメリカ全土でも有数の降水量が多い都市として知られています。そのため、周囲の植物が青々と美しく育っているのですが、観光中は突然のスコールに見舞われることもしばしば。折りたたみ傘や、両手が空く軽量のレインジャケットなどを常にバッグに忍ばせておくことを強くおすすめします。
王道の3泊4日で島を一周する旅
ハワイ島の多彩な顔をまんべんなく楽しみたいなら、レンタカーを利用して3泊4日で島を一周するスケジュールが一番バランスが良いかなと思います。西の海から東の森、そして南の火山まで、島のハイライトを網羅できる王道プランです。移動距離が長くなるため、ある程度運転に慣れている方におすすめのコースです。
このプランを成功させるコツは、毎日ホテルを変えるのではなく、移動の拠点となる場所を工夫すること。例えば、最初の2泊をコナ周辺にして、最後の1泊をヒロやボルケーノ村周辺にすると、島をぐるりと半周しながら無駄なく観光スポットを巡ることができます。
| 日数 | 時間帯 | モデルスケジュールの詳細 | 宿泊エリア |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 午後 | エリソン・オニヅカ・コナ国際空港に到着。レンタカーを借りてカイルア・コナの街へ。 アリイ・ドライブを散策し、海辺のカフェで遅めのランチ。その後、近郊のコナコーヒー農園を見学。 | コナ周辺 |
| 夜 | コナの海沿いレストランで、美しいサンセットを眺めながら初日のディナー。 | ||
| 2日目 | 午前 | 少し早起きして、ケアラケクア湾でシュノーケリングツアーに参加。 透き通る海で熱帯魚と泳ぎ、ハワイアン・スピナードルフィンを探す。 | コナ周辺 |
| 午後 | ホテルで着替えた後、専門ツアーのバンでお迎え。 マウナケア山頂へ向かい、感動のサンセットと天体望遠鏡を使った本格的な星空観測を満喫。 | ||
| 3日目 | 午前 | コナを出発し、11号線を南下して島を半周するドライブへ。 最南端のサウスポイントに立ち寄り、プナルウ黒砂海岸でウミガメを観察。 | ヒロ または ボルケーノ |
| 午後 | ハワイ火山国立公園へ到着。ビジターセンターで最新情報を確認し、 スチームベンツや溶岩トンネル、クレーター・リム・ドライブを観光。暗くなったら火口の赤い光を見学。 | ||
| 4日目 | 午前 | ヒロの街中を散策。ファーマーズマーケットを覗き、ビッグアイランド・キャンディーズでお土産購入。 その後、北上してアカカ・フォールズを見学。 | – |
| 午後 | 時間が許せばワイピオ渓谷の展望台へ。 ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ(サドルロード)を通ってコナ空港へ戻り、レンタカーを返却して帰路へ。 |
このスケジュールなら、西の海、標高4,000mの山、南の火山、東の熱帯雨林と、ハワイ島の持つ全てのエッセンスを凝縮して体験できます。ただし、3日目のドライブは休憩を含めるとトータルで数時間に及ぶため、こまめに水分補給をし、無理のないペースで運転を楽しむことが大切です。
4泊5日で主要エリアをゆっくり満喫
もしお休みに余裕があるなら、ハワイ島は4泊5日のスケジュールが最も理想的だと私は感じています。3泊4日のプランだとどうしても「移動しては観光」の繰り返しになりがちですが、4泊あればホテルでのんびりする「何もしない贅沢な時間」も作れるからです。ハワイらしいゆったりとした空気を味わうなら、この1日の差は非常に大きいです。
拠点を分けて暮らすように滞在する
4泊5日の場合のおすすめは、「コナに2泊、ヒロに2泊」と完全に拠点を分けるスタイルです。前半のコナ滞在中は、美しいビーチでの海水浴やシュノーケリング、そしてショッピングなど、明るい太陽の下でのリゾートアクティビティを思い切り楽しみます。そして後半はヒロの静かなホテルやB&Bに移動し、火山国立公園の広大なトレイルをハイキングしたり、植物園を散策したりと、深い森の自然と歴史をじっくり味わう時間にあてます。全く異なる2つの街の個性を、暮らすようなペースで体感できるのが最大の魅力ですね。
高原地帯「ワイメア」での寄り道もおすすめ
日程に余裕があるからこそできるのが、島の北部にある高原地帯「ワイメア(カメエラ)」への立ち寄りです。ワイメアは、広大な牧草地が広がり、ハワイのカーボーイである「パニオロ」の文化が根付く涼しいエリアです。ここは知る人ぞ知るグルメタウンでもあり、地元の新鮮な食材を使った「メリマンズ」などのファーム・トゥ・テーブルのレストランや、地元産牛肉のジューシーなハンバーガーが食べられるお店が大人気です。コナからヒロへ移動する際、南回りのルートではなく、あえて北回りのルートを選んでワイメアでランチ休憩をとるのも、通な楽しみ方ですよ。
もちろん、海が大好きという方は、コナよりさらに北にある高級リゾートエリア「コハラ・コースト」周辺のホテルに全泊し、全米ナンバーワンビーチにも選ばれたことがある真っ白な砂浜「ハプナ・ビーチ」でひたすら波の音を聞いて過ごすというのも、最高の4泊5日になるはずです。
目的別ハワイ島観光モデルコースの選び方
ハワイ島と一口に言っても、誰と一緒に行くのか、どんな体験をメインに求めているかで、ベストな回り方はガラリと変わってきます。ここでは、移動手段や滞在期間といった条件や、大自然を満喫したいといった目的別のプランの選び方をさらに詳しく解説していきますね。
車なしやレンタカーなしで楽しむ方法
「ハワイ島は車がないと楽しめない」と聞いて不安に思っている方も多いですよね。確かに車社会ではありますが、結論から言うと、車なしでもオプショナルツアーや移動サービスを賢く組み合わせれば、十分に大自然を満喫できます!
ホテルの立地選びが成功の鍵
レンタカーなしで滞在する場合、何よりも重要なのが「ホテルの場所」です。歩いて行ける距離にレストラン、スーパーマーケット、ABCストア、そしてツアーの集合場所があることが絶対条件になります。おすすめは、カイルア・コナの中心地にある「キング・カメハメハズ・コナ・ビーチ・ホテル」や、アリイ・ドライブ沿いのコンドミニアムです。この周辺なら、食事やちょっとした買い物に困ることはありませんし、目の前のビーチで気軽に泳ぐこともできます。
オプショナルツアーをフル活用する
遠出をしたい日は、現地の旅行会社が主催するオプショナルツアーに参加しましょう。「ハワイ島1日周遊ツアー(グランド・サークル・アイランド・ツアー)」などを利用すれば、プロの日本語ガイドさんの運転と解説付きで、キラウエア火山や黒砂海岸、アカカ・フォールズなどの主要スポットを効率よく案内してくれます。自分で運転する疲れもなく、バスの中で昼寝もできるので、実は体力に自信がない方やシニア世代の方にも最適な選択肢だったりします。
現地の配車アプリと公共バス事情
空港からホテルへの送迎や、少し離れたターゲット(大型スーパー)に行きたい時は、Uber(ウーバー)やLyft(リフト)などの配車アプリがとても便利で安全です。また、ハワイ郡が運営する公共バス「Hele-On Bus(ヘレオンバス)」は、現在無料で乗車できる取り組みを行っていますが、本数が非常に少なく時刻表通りに来ないことも多いため、観光目的でのシビアなスケジュール移動にはあまりおすすめできません(出典:ハワイ郡『Hele-On Bus』)。時間に余裕のあるのんびり旅なら、ローカル気分を味わうために一度乗ってみるのも楽しいかもしれません。
短期滞在の2泊3日でハイライトを回る
ハワイ旅行のメインはオアフ島のホノルルだけれど、「どうしても生の火山を見てみたい!」「マウナケアの星空だけは体験したい!」と、数日だけハワイ島へ飛んでくるアイランドホッピングの方もいらっしゃると思います。2泊3日という短期間の場合は、あれもこれもと欲張らず、絶対にやりたいことを1つか2つに絞り込み、滞在拠点を固定するのが鉄則です。
目的によって到着空港を使い分ける
ハワイ島には、西の「コナ国際空港」と東の「ヒロ国際空港」の2つがあります。滞在時間が短い場合は、目的地に近い空港を選ぶことがタイムロスを防ぐ最大のポイントです。
- 星空観測や海のアクティビティが目的なら:コナ国際空港に到着し、コナのホテルに2連泊。マウナケア山頂ツアーや、マンタとのナイトシュノーケルなどをメインに組みます。
- キラウエア火山や滝の自然散策が目的なら:ヒロ国際空港に到着し、ヒロのホテルに2連泊。到着したその足でレンタカーで火山国立公園へ向かえば、時間を有効に使えます。上空から火口を見下ろすヘリコプターツアーに参加するのも、短時間でハワイ島のダイナミックさを味わえる究極の方法ですね。
到着日の午後と、出発日の午前中をどう使うかが鍵になります。なお、オアフ島など他の島とのアイランドホッピングを組み合わせる日程づくりや、ハワイ全体の気候を考慮した旅行時期については、当サイトのハワイ旅行の計画やベストシーズンに関する記事でも詳しく触れていますので、よろしければ併せて参考にしてみてください。
星空観測など大自然を満喫するツアー
ハワイ島ならではの規格外のアクティビティを体験したいなら、現地発着のネイチャーツアーへの参加が欠かせません。大自然のエネルギーを直接肌で感じられる、特別な体験をご紹介します。
マウナケア山頂サンセット&星空観測ツアー
ハワイ島を訪れる多くの人の最大の目的がこれかもしれません。富士山よりも高い標高4,205mの山頂から見るサンセットは、神々しいという言葉がぴったりです。そして日が沈んだ後、標高2,800m付近のオニヅカ・ビジターセンター周辺まで下りて行う天体観測では、レーザーポインターを使ったガイドさんの星座解説を聞きながら、天の川や南十字星(季節による)を肉眼ではっきりと見ることができます。
マウナケア登頂の厳しい制限と注意点
マウナケアの山頂へ続く道は、途中から未舗装の急な砂利道になるため、一般のレンタカー会社では保険適用外(走行禁止区域)に指定されています。万が一故障や事故を起こすと莫大なレッカー代が請求されます。安全と確実な体験のためにも、必ず専用の4WD車を使用する公認のオプショナルツアーに参加してください。また、高山病のリスクがあるため、16歳未満のお子様、妊娠中の方、呼吸器や心臓に疾患のある方、そして過去24時間以内にスキューバダイビングをした方は山頂へ行くことが禁止されています。
マンタ・ナイトシュノーケル&ダイビング
コナの海で夜にだけ楽しめる特別なアクティビティが、野生のマンタと一緒に泳ぐナイトシュノーケルツアーです。海中に設置されたライトの光に集まるプランクトンを食べに、巨大なマンタが大きな口を開けてすぐ目の前を優雅に舞う姿は、大興奮間違いなしです。泳ぎが得意でなくても、フロート(浮き具)につかまって海面から覗き込むだけなので、初心者でも気軽に参加できるのが嬉しいポイントですね。
熱帯雨林を駆け抜けるジップライン
森の自然をアクティブに楽しむなら、ヒロの北部やコハラ山地で開催されているジップラインがおすすめです。ワイヤーロープにぶら下がり、渓谷や滝の上、鬱蒼と茂る熱帯雨林の上空を猛スピードで滑空するスリルは満点です。ハワイ島の雄大な景色を鳥の目線で楽しむことができる、爽快感抜群のアクティビティです。
島内移動の注意点とおすすめの交通手段
ハワイ島はとても広大で、一つの観光スポットから次のスポットまでの移動距離が100kmを超えることも珍しくありません。移動手段の確保は旅行計画の要であり、一番の推奨はやはりレンタカーです。自由にスケジュールを組めるうえ、島を東西に横断するダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ(旧サドルロード)の雄大な溶岩台地を駆け抜けるドライブは、それ自体が素晴らしいアクティビティになります。
レンタカー運転時の重要な注意点
ハワイ島でのレンタカー運転には、日本やオアフ島とは異なるいくつかの特有の注意点があります。
- 夜間の運転は極力避ける:ハワイ島は天体観測の環境を守るため、街灯が極端に少なく制限されています。市街地を少し離れると夜は本当に真っ暗闇になり、非常に危険です。長距離の移動は必ず明るい時間帯に済ませるスケジュールを組みましょう。
- 動物の飛び出しに注意:郊外の道路では、野生のヤギ、ロバ、マングースなどが突然道路を横断することがあります。スピードの出しすぎにはくれぐれも注意し、標識のあるエリアでは特に慎重な運転を心がけてください。
- 車上荒らし(スマッシュ&グラブ)対策:観光地の駐車場や、少し寂しいビーチの駐車場では、車上荒らしの被害が報告されています。車を離れる際は、トランクの中であっても貴重品を置かず、「車内には絶対に荷物を一切残さない」ことを徹底しましょう。これはハワイ島に限らず、マウイ島などハワイの他島と同様に強い警戒が必要です。(参考:ハワイでのレンタカートラブル回避と防犯のコツ)
また、レンタカーを借りる際は、ハワイ州の交通ルールを事前にしっかりと確認し、万が一の事故等への備えとして適切な保険に加入することが不可欠です。※この記事で紹介している交通ルールやレンタカーの保険、走行制限に関する情報はあくまで一般的な目安です。正確な情報や最新の規約は各レンタカー会社の公式サイトをご確認いただき、最終的なご判断や契約は専門家や窓口にご相談のうえ、自己責任で行ってください。
ハワイ島観光のモデルコースで最高の旅を
今回は、ハワイ島観光のモデルコースについて、定番の必須スポットから、滞在日数や目的別の具体的なスケジュールの組み方まで、たっぷりとご紹介してきました。いかがだったでしょうか。
四国ほどの面積を持つ広大なハワイ島では、点在する絶景スポットをいかに効率よく、かつ無理なく回るかが旅の満足度を大きく左右します。事前の計画作りが本当に重要になってきますね。ご自身がレンタカーを運転して島を自由に開拓するのか、それともプロのツアーを利用して車なしで安心・安全に楽しむのか。3泊4日や4泊5日でアクティブに島を一周するのか、それとも2泊3日で目的を絞ってハイライトだけを深く巡るのか。誰と一緒に、どんな景色を見たいのかを想像しながら、ご自身の旅のスタイルにぴったり合ったスケジュールを組んでみてください。
この記事でご紹介した各アクティビティの料金や所要時間、法律によるルールなどは、あくまで一般的な目安となります。天候や自然環境、現地の最新の状況によってルールが変更されることも頻繁にありますので、ご出発前には必ず公式機関やツアー会社のサイト等で最新情報をチェックするようにしてくださいね。
地球のエネルギーがむき出しになった活火山、宇宙の神秘を感じる星空、そしてアロハスピリットにあふれた温かい人々。壮大な自然と歴史が待つハワイ島(ビッグアイランド)での滞在が、あなたにとって一生忘れられない、笑顔あふれる最高の旅になりますように!
